みなさん、AIをどんな時に活用していますか?
私は先日、クライアントにWEBサイトのリニューアルを提案しました。
その時にAIを使ったのですが、それがすごく時短、かつ深い提案に繋がったので、その方法をご紹介します。
サイトをリニューアルしたい経営者の方、自社サイトリニューアルを任された方、WEBサイト制作者の方にとっても、この流れを自社のビジネスに当てはめて考えてみると良いのではないかと思いますので、ぜひ活用してみてくださいね!
今回のサイトリニューアルのご要望は、
「既に持っているサービスがあるけれど、WEBサイトに表面的な紹介しかできていないので、それをもっと詳細に見せて、お問合せを増やしたい。」
というものでした。
「さて、どのように見せたら良いかな」
以前の私でしたら、そこからGoogle検索で競合他社を調べてたくさんのサイトを見て回っていました。
この競合他社を調べるステップにかなり時間がかかるんですよね。
キーワード検索だけでは、会社の規模感やその先のお客様の業種などをフィットさせることが難しく、思うような競合他社をなかなか見つけられなかったりして。
ここでAIの登場です。(今回はChat GPT4oにお世話になりました)
まず、
- クライアントがどのような業務を行っていて
- どのような経歴・業績を持っているか
をAIに伝えます。
そこで、同じような業種で活躍されている企業をいくつかピックアップしてもらいました。
日本語のサイトも良いのですが、海外のサイトもピックアップしてもらうとより視野が広がって良いと思います。今は他言語のサイトでもすぐに簡易翻訳できるので、ぜひ海外のサイトも見てみて欲しいです。
そして、ピックアップしてもらった企業の概要とURLをAIに紹介してもらい、なぜその企業をピックアップしてくれたのかも尋ねました。
企業の概要と、なぜその企業をピックアップしてくれたのかを読んでから企業サイトを見に行くと、サイトを理解するスピードがものすごく上がりました!
そのピックアップ企業を1つ1つチェックして、「このサイトはここが良い!」「ここが分かりやすい!」と思うところをメモします。
サイトの見やすさや分かりやすさの判断は、長年WEBサイト制作に関わってきた人間だからこその視点と分析が重要だと思うので、ここはAI任せにするのではなく、経験が大切なポイントだと思っています。
そしてその後、AIに、
- クライアントの何が強みとなり、何が弱みとなると思いますか?
- クライアントの先のお客様となる人(今回リニューアルするサイトの閲覧者)は、WEBサイトの何を見て問い合せをしたり依頼すると思いますか?
- どんな内容が掲載されていると信頼につながると思いますか?
といった質問を繰り返し、WEBサイトのコンテンツを強化するポイントを整理していきます。
先ほどメモした情報と照らし合わせながら、ページの中に何を盛り込んだらお問合せが増えるのか検討しながらご提案しました。
WEBサイト制作者の方も、自社のサイトをリニューアルする場合も、コンテンツの構成を検討する際にAIを壁打ち相手としてうまく活用すると時短&深い内容になっていくと思いますので、ぜひ活用してみてください!
WEBサイト制作・リニューアル、業務効率化などのご相談、お待ちしております。
ぜひお気軽にご相談ください。